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寡勢
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かぜい
ふりがな文庫
“
寡勢
(
かぜい
)” の例文
こちらは
寡勢
(
かぜい
)
(
兵
(
へい
)
の
少
(
すく
)
ないこと)で、
敵
(
てき
)
のほうは
大部隊
(
だいぶたい
)
であるうえに、
敵
(
てき
)
の
拠点
(
きょてん
)
(よりどころ)でもあったから、
打
(
う
)
ち
出
(
だ
)
すたまは、さながら
雨
(
あめ
)
の
降
(
ふ
)
るように
集注
(
しゅうちゅう
)
されました。
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
前夜その疑いを単于が幹部の諸将に
洩
(
も
)
らして事を計ったところ、結局、そういう疑いも確かにありうるが、ともかくも、単于自ら数万騎を率いて漢の
寡勢
(
かぜい
)
を滅しえぬとあっては
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
きのうの如き
寡勢
(
かぜい
)
でないことはもちろん、江南から不破や養老地方には、小城、土豪、散在のさむらいどもまで、羽柴家と気脈のある者が多く、柴田家に縁故の者といっては稀れである。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“寡勢”の意味
《名詞》
少ない軍勢または人数。
(出典:Wiktionary)
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
勢
常用漢字
小5
部首:⼒
13画
“寡”で始まる語句
寡婦
寡
寡言
寡聞
寡兵
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寡慾
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