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寒詣
ふりがな文庫
“寒詣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんまい
40.0%
かんもう
40.0%
かんまゐ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんまい
(逆引き)
その途中吊台の
被
(
おおい
)
の
隙
(
すき
)
から外の方を見ると、
寒詣
(
かんまい
)
りらしい
白衣
(
びゃくえ
)
の一面に
卍
(
まんじ
)
を書いた行者らしい男が、手にした
提灯
(
ちょうちん
)
をぶらぶらさせながら後になり前になりして歩いていた。
天井裏の妖婆
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
寒詣(かんまい)の例文をもっと
(2作品)
見る
かんもう
(逆引き)
それでも正月十五日より二月十五日に至る大寒の季節をしのいでの
寒詣
(
かんもう
)
でに続いて、ぽつぽつ祈願をこめに来る参詣者が絶えない、と言って見せるのも主人だ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
寒詣(かんもう)の例文をもっと
(2作品)
見る
かんまゐ
(逆引き)
それから
寒詣
(
かんまゐ
)
りの人が
敲
(
たた
)
くやうな鐘の
微
(
かす
)
かな音が続いたこともあつた。オルガンの音は二三度しか聴かれなかつたけれども、楽隊は殆んど毎夜欠かさずに洩れ聞えた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
寒詣(かんまゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
詣
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“寒”で始まる語句
寒
寒気
寒氣
寒空
寒風
寒冷
寒々
寒竹
寒鴉
寒天
“寒詣”のふりがなが多い著者
島崎藤村
佐藤春夫
岡本綺堂
田中貢太郎