トップ
>
寄々
ふりがな文庫
“寄々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よりより
77.8%
より/\
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よりより
(逆引き)
果して何処の酒屋がこゝろよく私達に一荷の酒樽を渡すであらうか? といふことに就いて
寄々
(
よりより
)
会議を凝した挙句
心象風景
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
まして、漢中の地が、新たに魏の
版図
(
はんと
)
に加えられたので、都府の百官は、曹操を尊んで、「魏王の位に即いていただこうじゃないか」と、
寄々
(
よりより
)
、議していた。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寄々(よりより)の例文をもっと
(7作品)
見る
より/\
(逆引き)
馬場和泉守こと槍垣の門徒共を語らひ当家を傾けんとして
寄々
(
より/\
)
謀
(
はかりごと
)
を
廻
(
めぐら
)
す由、その證拠は此れを御覧あるべしとて、懐中より一通の密書を取出し給ふ。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
皆は
寄々
(
より/\
)
その事を話して気遣つたものだ。すると初日の幕が
開
(
あ
)
いた。待ち設けた車曳となつた。皆は
身体
(
からだ
)
ぢゆうを耳のやうにして、その
台辞
(
せりふ
)
を待つた。菊之丞は叫んだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
寄々(より/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
々
3画
“寄”で始まる語句
寄
寄席
寄越
寄合
寄手
寄寓
寄生木
寄付
寄来
寄人
“寄々”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
谷崎潤一郎
薄田泣菫
牧野信一