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家持
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いえもち
ふりがな文庫
“
家持
(
いえもち
)” の例文
されば新橋辺にて
家持
(
いえもち
)
の芸者は色仕掛のお客と見れば用心なしあまりしげしげ呼ばるる時は芸者の方より
体
(
てい
)
よく返礼をなして後の難儀を避くる
由
(
よし
)
。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
あの事をまだ覚えていて。あの時お前さんがわたしの言った通りにすると、今はちゃんと
家持
(
いえもち
)
になっているのね。
一人舞台
(新字新仮名)
/
アウグスト・ストリンドベリ
(著)
作意で
略
(
ほぼ
)
その人となりも知れよう、うまれは
向嶋小梅
(
むこうじまこうめ
)
業平橋
(
なりひらばし
)
辺の
家持
(
いえもち
)
の若旦那が、心がらとて俳三昧に
落魄
(
おちぶ
)
れて、牛込山吹町の割長屋、薄暗く戸を
鎖
(
とざ
)
し、夜なか洋燈をつける
処
(
どころ
)
か
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
是は芝
赤羽根
(
あかばね
)
の勝手ヶ原の
中根兵藏
(
なかねひょうぞう
)
という
家持
(
いえもち
)
町人の所へ忍入り
家尻
(
やじり
)
を切って
盗取
(
ぬすみと
)
った八百両の内の古金で、皆此の通り三星の刻印の有る古金で有るに
依
(
よっ
)
て、
其方
(
そち
)
が唯貰ったでは言訳が立たぬ
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭