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宗伯
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そうはく
ふりがな文庫
“
宗伯
(
そうはく
)” の例文
同行した僚友は
雨富良碩
(
あまとみりやうせき
)
、津山
宗伯
(
そうはく
)
であつた。留守は柏軒で、塩田
楊庵
(
やうあん
)
、当時の称小林
玄瑞
(
げんずゐ
)
が嘱を受けて其相談相手になつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
茶の間の方では、
癇高
(
かんだか
)
い妻のお
百
(
ひやく
)
の声や内気らしい嫁のお
路
(
みち
)
の声が
賑
(
にぎやか
)
に聞えてゐる。時々太い男の声がまじるのは、折から
伜
(
せがれ
)
の
宗伯
(
そうはく
)
も帰り合せたらしい。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「其馬をしも船に乗せて
隊兵
(
てせい
)
——」という丁の終りまではシドロモドロながらも自筆であるが、その次の丁からは馬琴の
媳
(
よめ
)
の
宗伯
(
そうはく
)
未亡人おミチの筆で続けられてる。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
茶の間の方では、
癇高
(
かんだか
)
い妻のお
百
(
ひゃく
)
の声や内気らしい嫁のお
路
(
みち
)
の声が
賑
(
にぎ
)
やかに聞えている。時々太い男の声がまじるのは、折から
伜
(
せがれ
)
の
宗伯
(
そうはく
)
も帰り合せたらしい。
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
漸
(
ようや
)
く高名となってからは下駄屋を
罷
(
や
)
めて
手習
(
てならい
)
師匠となり、晩年には飯田町の家は娘に婿を取って家主の株を継がせ、自分は
忰
(
せがれ
)
宗伯
(
そうはく
)
のために買った
明神下
(
みょうじんした
)
の家に移って同居したが
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
伯
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
“宗”で始まる語句
宗
宗家
宗旨
宗教
宗匠
宗矩
宗像
宗良
宗徒
宗祇