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宇都
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うつ
ふりがな文庫
“
宇都
(
うつ
)” の例文
「十団子」の句は、秋風の吹くころ、
宇都
(
うつ
)
の山を越える時に作った句でありまして、その宇都の山の名物である十団子も以前よりは小粒になったというのであります。
俳句とはどんなものか
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
籠
(
こめ
)
し櫻山
巡
(
めぐ
)
る
麓
(
ふもと
)
に風
薫
(
かほ
)
る時は
卯月
(
うづき
)
の末の空花の
藤枝
(
ふぢえだ
)
はや過て岡部に續く
宇都
(
うつ
)
の山
蔦
(
つた
)
の細道
十團子
(
とほだんご
)
夢か
現
(
うつゝ
)
にも人にも
遇
(
あは
)
ぬ宇都の谷と彼の
能因
(
のういん
)
が昔を今に
振
(
ふり
)
も變らぬ梅若葉
鞠子
(
まりこ
)
の宿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
上私し先年
駿河國
(
するがのくに
)
阿部川村に母と一所に居十一歳の節一人の
出家
(
しゆつけ
)
に
勾引
(
かどはか
)
され
宇都
(
うつ
)
の
谷
(
や
)
地藏堂
(
ぢざうだう
)
まで
引行
(
ひきゆか
)
れし處幸ひ向ふより
參
(
まゐ
)
る
旅
(
たび
)
人のあるにより時に取ての
作意
(
さくい
)
にて
小杉
(
こすぎ
)
の
叔父
(
をぢ
)
樣と
聲
(
こゑ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
宇
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
都
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“宇都”で始まる語句
宇都宮
宇都谷峠
宇都志國玉
宇都宮公綱
宇都木図書頭
宇都谷
宇都木
宇都宮藩
宇都宮藩士
宇都宮頼綱