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字形
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じなり
ふりがな文庫
“
字形
(
じなり
)” の例文
彼女が、笑ったのすら露八には意外だったのに、くの
字形
(
じなり
)
にしていた体を、ついと、
側
(
そば
)
へ
摺
(
す
)
り寄せてきたのである。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
よだれを
垂々
(
たらたら
)
と垂らしながら、
占
(
しめ
)
た! とばかり、やにわに
対手
(
あいて
)
の
玉将
(
たいしょう
)
を
引掴
(
ひッつか
)
むと、大きな口をへの
字形
(
じなり
)
に結んで見ていた
赭
(
あか
)
ら
顔
(
がお
)
で、
脊高
(
せいたか
)
の、胸の大きい
禅門
(
ぜんもん
)
が、
鉄梃
(
かなてこ
)
のような親指で
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
だが、お菊ちゃんのまえにもう一人、泣いてでもいるらしい町風の
嫋女
(
たおやめ
)
がややくの
字形
(
じなり
)
に坐って
俯向
(
うつむ
)
いている。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“字形”の意味
《名詞》
文字の形。
(出典:Wiktionary)
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“字”で始まる語句
字
字面
字引
字架
字彙
字名
字書
字音
字義
字幕