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鉄梃
ふりがな文庫
“鉄梃”の読み方と例文
旧字:
鐵梃
読み方
割合
かなてこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなてこ
(逆引き)
はだかに
半纒
(
はんてん
)
だけ一枚着てみんなの泳ぐのを見てゐる三十ばかりの男が、一
梃
(
ちゃう
)
の
鉄梃
(
かなてこ
)
をもって下流の方から
溯
(
さかのぼ
)
って来るのを見ました。
イギリス海岸
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
懐中
鉄梃
(
かなてこ
)
を取りだし、器用な手つきで錠をねじ切ると、いきなり懐中電燈で抽斗の
内部
(
なか
)
を照らしたが、彼は思わず歓びの吐息をもらした。
空家
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
それから二日すると、セルゲイの両の手のひらには、
鉄梃
(
かなてこ
)
や重たいシャベルを使ったらしく、大きなマメが幾つもあらわれた。
ムツェンスク郡のマクベス夫人
(新字新仮名)
/
ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ
(著)
鉄梃(かなてこ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“鉄梃(バール(工具))”の解説
バール(bar、バー)または鉄梃(かなてこ)は、てことして利用する主に鉄製の棒状の道具(工具)。
L字型をしており釘を抜く機能を備えたものは、「釘抜き」(ネイルプーラー)にも属する。
プライバーとも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
梃
漢検1級
部首:⽊
11画
“鉄梃”の関連語
釘抜
金梃
鉄挺
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
鉄漿
鉄槌
鉄砲
鉄棒
鉄扉
鉄格子
鉄鎚
鉄柵
“鉄梃”のふりがなが多い著者
ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ
エドガー・アラン・ポー
伊丹万作
モーリス・ルヴェル
宮沢賢治
山本周五郎
泉鏡花