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子亭
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はなれ
ふりがな文庫
“
子亭
(
はなれ
)” の例文
彼は
遽
(
にはか
)
に心着きて
履物
(
はきもの
)
を
検
(
あらた
)
め来んとて起ちけるに、
踵
(
つ
)
いで起てる満枝の
庭前
(
にはさき
)
の縁に出づると見れば、
傱々
(
つかつか
)
と行きて
子亭
(
はなれ
)
の入口に
顕
(
あらは
)
れたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「いいえ、
貴方
(
あなた
)
、私は見て参りましたので御座いますよ。
子亭
(
はなれ
)
にゐらつしやりは致しません、それは大丈夫で御座います」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「豊、豊!」と老婢を呼ぶ声
劇
(
はげし
)
く
縁続
(
えんつづき
)
の
子亭
(
はなれ
)
より
聞
(
きこ
)
ゆれば、
直
(
ぢき
)
に走り行く足音の響きしが、やがて返し
来
(
きた
)
れる老婢は客間に
顕
(
あらは
)
れぬ。宮は未だ
頭
(
かしら
)
を挙げずゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
亭
常用漢字
中学
部首:⼇
9画
“子”で始まる語句
子
子供
子刻
子息
子細
子規
子孫
子守
子守唄
子爵