みめ)” の例文
その大后いはの日賣の命、いたく嫉妬うはなりねたみしたまひき。かれ天皇の使はせるみめたちは、宮の中をもえのぞかず、言立てば、足も足掻あがかに妬みたまひき。
次に沼代ぬなしろ郎女いらつめ、またのみめの御子、沼名木ぬなき郎女いらつめ、次に香余理かぐより比賣の命、次に若木わかき入日子いりひこの王、次に吉備の兄日子えひこの王、次に高木比賣の命、次に弟比賣おとひめの命。
また山代の玖玖麻毛理くくまもり比賣に娶ひて生みませる御子、足鏡別あしかがみわけの王一柱。またあるみめみこ息長田別おきながたわけの王。およそこの倭建の命の御子たち、并はせて六柱。かれ帶中津日子たらしなかつひこの命は、天の下治らしめしき。