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好奇
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こうき
ふりがな文庫
“
好奇
(
こうき
)” の例文
いま、わたしのぐるりを
取
(
と
)
り
巻
(
ま
)
いているものは、気味の悪いものばかりであったが、わたしはいっしょうけんめい
好奇
(
こうき
)
のの目を
見張
(
みは
)
って新しい
周囲
(
しゅうい
)
を見回した。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
それを
讀
(
よ
)
むことによつて、
私
(
わたし
)
は
寫眞
(
しやしん
)
に
對
(
たい
)
する子
供
(
とも
)
らしい
好奇
(
こうき
)
心と
興味
(
けうみ
)
とを大に
刺戟
(
しげき
)
されたのであつた。
写真と思ひ出:――私の写真修行――
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
そして、こんどは
鷲
(
わし
)
よりも、この小僧に
好奇
(
こうき
)
の目をそそいだ。けれど、そこに
黙然
(
もくねん
)
と立った
鞍馬
(
くらま
)
の
竹童
(
ちくどう
)
は、じぶんをとり
巻
(
ま
)
いてジロジロと見る、小姓たちのあることなどは忘れはてて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
恐怖
(
きょうふ
)
と
好奇
(
こうき
)
の無言のうちに、四人は死体のほうへすすんだ。死体は十数メートル先にほの白く光っていた。みだれた
髪
(
かみ
)
が
白蝋
(
はくろう
)
の顔にへびのようにくっついている。ぞっと戦慄が身内を走った。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
“好奇”で始まる語句
好奇心
好奇家
好奇気
好奇的
好奇獣
好奇者
好奇心が猫を殺した