“好奇家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうずか50.0%
ものずき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう露路を背後うしろにして、露路口に立っている碩寿翁の姿は、その長い髯に、頑丈な肩に、秀れた上身長うわぜいに、老将軍らしい顔に、青白い月光を真っ向に浴びて、茶人とか好奇家こうずかとか大名の隠居とか
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
当座はたいして物見評判の的にもならずに過ぎたのだったが、ある好奇家ものずきがひょいと笠の下を覗き込んで