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女々
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めゝ
ふりがな文庫
“
女々
(
めゝ
)” の例文
そも一秒時毎に、
汝
(
なれ
)
と遠ざかりまさるなりなど、吾れながら日頃の雄々しき心は
失
(
う
)
せて、
児
(
じ
)
を産みてよりは、世の常の婦人よりも
一層
(
ひとしほ
)
女々
(
めゝ
)
しうなりしぞかし。
母となる
(新字旧仮名)
/
福田英子
(著)
卿
(
おこと
)
の
心
(
こゝろ
)
さへ
變
(
かは
)
らずば、
女々
(
めゝ
)
しい
臆病心
(
おくびゃうごゝろ
)
の
爲
(
ため
)
に、
敢行
(
しての
)
くる
勇氣
(
ゆうき
)
さへ
弛
(
ゆる
)
まなんだら、
此度
(
このたび
)
の
耻辱
(
はぢ
)
は
脱
(
のが
)
れられうぞ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
決して
女々
(
めゝ
)
しくてはならぬと我とわが心を
引立
(
ひきたて
)
るやうにしたが、要するに理想は冷やかにして人情は温かく、自然は冷厳にして親しみ難く
人寰
(
じんくわん
)
は懐かしくして巣を作るに適して居る。
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
々
3画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形