太平樂たいへいらく)” の例文
新字:太平楽
こんな冗談じようだんまじりのはなしを、主人しゆじんはいくらでもつゞけるので、宗助そうすけむをへんまではられてつた。けれどもはらなかけつして主人しゆじんやう太平樂たいへいらくにはかなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「そりや阿母さんはもう、御酒おみきでも少しきこしめしてゐらツしやりや、太平樂たいへいらくさ。」
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)