“太布”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
タフ50.0%
ふとぬの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中むかしよりこなたには紙にのみ造りて布に織ることは絶たりとおぼへたりしに今の世にも阿波ノ国に太布タフといひて穀の木の皮を糸にして織れる布有り色白くいとつよし洗ひてものりを
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
土佐で太布タフというのはアサで製した布のものをそう呼んでいた]
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
十二三歳より太布ふとぬのをおりならはす、およそ十五六より二十四五歳までの女気力きりよくさかんなるころにあらざれば上ひんの縮は機工きかうよくせず、おいのぞんでは綺面はたづら光沢つやなくして品質しながらくだりて見ゆ。