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天来
ふりがな文庫
“天来”の読み方と例文
読み方
割合
てんらい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんらい
(逆引き)
実生活の圧迫を逃れたわが心が、本来の自由に
跳
(
は
)
ね返って、むっちりとした余裕を得た時、
油然
(
ゆうぜん
)
と
漲
(
みな
)
ぎり浮かんだ
天来
(
てんらい
)
の
彩紋
(
さいもん
)
である。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
仲時は
天来
(
てんらい
)
の声を
享
(
う
)
けたように、すぐ飛んで帰ろうとした。一刻もはやく、時益と
諮
(
はか
)
って、その事を行おうと、とっさに、思い立ったからだった。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
併しこの際の庄太郎にとっては、その考えが、
天来
(
てんらい
)
の
福音
(
ふくいん
)
の
如
(
ごと
)
く有難いものに思われるのだった。そして、考えに考えた
挙句
(
あげく
)
、結局彼はその計画を実行して見ることに腹を極めた。
灰神楽
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
天来(てんらい)の例文をもっと
(7作品)
見る
“天来”の意味
《名詞》
天から贈られて来ること。
(出典:Wiktionary)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“天”で始まる語句
天
天井
天鵞絨
天狗
天晴
天幕
天窓
天気
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天竺
検索の候補
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天竺渡来
“天来”のふりがなが多い著者
倉田百三
吉川英治
夏目漱石
江戸川乱歩