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大鎧
ふりがな文庫
“大鎧”の読み方と例文
読み方
割合
おおよろい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおよろい
(逆引き)
黒門の代々の伝説は虚構ではなかった、彼は
緋縅
(
ひおどし
)
の
大鎧
(
おおよろい
)
も
衣
(
き
)
ておらず
金鍬形
(
きんくわがた
)
の
兜
(
かぶと
)
もかぶっていない。
連銭葦毛
(
れんせんあしげ
)
の駒にも乗っていないし若くもない。
似而非物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
緋
(
ひ
)
おどしの
大鎧
(
おおよろい
)
と並んで、ルーベンスかと思われる天使を描いた大油絵。窓かけは、ぼってりと重い真紅の色である。
胡堂百話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
冠者の左側に坐っているのは数馬にとっては一面識ある冠者の義弟石川五右衛門で、黒糸
縅
(
おどし
)
の
大鎧
(
おおよろい
)
、総髪の上に鉢巻をし、陣刀を握って杖突いている。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
大鎧(おおよろい)の例文をもっと
(10作品)
見る
“大鎧”の解説
大鎧(おおよろい)は、日本の甲冑・鎧の形式の1つ。馬上で弓を射る騎射戦が主流であった平安 - 鎌倉時代、それに対応すべく誕生・発達し、主に騎乗の上級武士が着用した。
その成り立ちから格の最も高い正式な鎧とされ、室町時代ごろには式の鎧、式正の鎧(しきしょうのよろい)、江戸時代には本式の鎧と呼ばれた。あるいは胴丸や腹巻などと区別して、単に鎧ともいう。また古くから着背長(きせなが)という美称もあった。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
鎧
漢検準1級
部首:⾦
18画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫
“大鎧”のふりがなが多い著者
吉川英治
幸田露伴
山本周五郎
国枝史郎
泉鏡花
岡本綺堂
野村胡堂