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大江匡房
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おおえのまさふさ
ふりがな文庫
“
大江匡房
(
おおえのまさふさ
)” の例文
かの有名な兵学者
大江匡房
(
おおえのまさふさ
)
は家の祖である。大江家
伝襲
(
でんしゅう
)
の
六韜
(
りくとう
)
、
孫子
(
そんし
)
などの兵書やら外来の蔵書が、彼の手に移っていたとしてもふしぎはない。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちょうどその
時
(
とき
)
、このお
屋敷
(
やしき
)
にその
時分
(
じぶん
)
学者
(
がくしゃ
)
で
名高
(
なだか
)
かった
大江匡房
(
おおえのまさふさ
)
という人が
来合
(
きあ
)
わせていて、やはり
感心
(
かんしん
)
して
聞
(
き
)
いていましたが、
帰
(
かえ
)
りがけに
一言
(
ひとこと
)
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
これには主上も驚かれて、かねて頼豪とは師弟関係を結んでいた、
大江匡房
(
おおえのまさふさ
)
を呼んで、頼豪を説得するように頼んだ。
現代語訳 平家物語:03 第三巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
唐の
弘法寺
(
ぐほうじ
)
の僧の
釈迦才
(
しゃくかさい
)
の浄土論中に、安楽往生者二十人を記したのに
傚
(
なら
)
ったものであるが、保胤往生の後、
大江匡房
(
おおえのまさふさ
)
は又保胤の往生伝の
先蹤
(
せんしょう
)
を追うて、続本朝往生伝を
撰
(
せん
)
している。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
鳥羽院の時、
白山平泉寺
(
はくさんへいせんじ
)
を比叡山が、しきりに欲しがったことがあった。余り無理な願いであったから、あわや、却下と思われたが、
大江匡房
(
おおえのまさふさ
)
が、法皇を
諫
(
いさ
)
めて
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
大江匡房
(
おおえのまさふさ
)
が記している狐の
大饗
(
だいきょう
)
の事は堀河天皇の康和三年である。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
匡
漢検準1級
部首:⼕
6画
房
常用漢字
中学
部首:⼾
8画
“大江匡”で始まる語句
大江匡衡
大江匡