“おおえのまさふさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大江匡房100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐の弘法寺ぐほうじの僧の釈迦才しゃくかさいの浄土論中に、安楽往生者二十人を記したのにならったものであるが、保胤往生の後、大江匡房おおえのまさふさは又保胤の往生伝の先蹤せんしょうを追うて、続本朝往生伝をせんしている。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
鳥羽院の時、白山平泉寺はくさんへいせんじを比叡山が、しきりに欲しがったことがあった。余り無理な願いであったから、あわや、却下と思われたが、大江匡房おおえのまさふさが、法皇をいさめて
大江匡房おおえのまさふさが記している狐の大饗だいきょうの事は堀河天皇の康和三年である。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)