大将軍だいしょうぐん)” の例文
旧字:大將軍
かつての董卓をもしのぐ位置に登って大将軍だいしょうぐん曹丞相そうじょうしょうと敬われ、階下にひかれてきた敗将の陳宮を、冷然と見くだしているのであった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すなわち、太歳たいさい神、大将軍だいしょうぐん大陰だいおん神、歳刑さいぎょう神、歳破さいは神、歳殺さいせつ神、黄幡おうばん神、および豹尾ひょうび神の八神である。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
京師けいしの、はなかざしてすご上臈じょうろうたちはいざらず、天下てんか大将軍だいしょうぐん鎮座ちんざする江戸えど八百八ちょうなら、うえ大名だいみょう姫君ひめぎみから、した歌舞うたまい菩薩ぼさつにたとえられる、よろず吉原よしわら千の遊女ゆうじょをすぐっても
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)