“曹丞相”の読み方と例文
読み方割合
そうじょうしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつての董卓をもしのぐ位置に登って大将軍だいしょうぐん曹丞相そうじょうしょうと敬われ、階下にひかれてきた敗将の陳宮を、冷然と見くだしているのであった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わしは、曹丞相そうじょうしょうの旧友だ。南陽の許攸きょゆうといえば、きっと覚えておられる。一大事を告げにきたのだからすぐ取次いでくれい」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「待ちたまえ、曹丞相そうじょうしょう。今の放言は、陳宮の一存で、此方の心ではない。それがしは必ず商議の上、城を出て降るであろう」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)