“丞相府”の読み方と例文
読み方割合
じょうしょうふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の都へ向って、早馬を飛ばした細作さいさく(諜報員)は、丞相府じょうしょうふへ右の新事実を報告かたがた、つけ加えてこうのべた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
げんの至元年間の或る夜である。一人の盗賊が浙省の丞相府じょうしょうふに忍び込んだ。
それは、丞相府じょうしょうふにあって、軍力政権ふたつながら把握している曹操が股肱ここう——荀彧じゅんいくなどの諸大将だった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)