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丞相府
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じょうしょうふ
ふりがな文庫
“
丞相府
(
じょうしょうふ
)” の例文
魏
(
ぎ
)
の都へ向って、早馬を飛ばした
細作
(
さいさく
)
(諜報員)は、
丞相府
(
じょうしょうふ
)
へ右の新事実を報告かたがた、つけ加えてこうのべた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元
(
げん
)
の至元年間の或る夜である。一人の盗賊が浙省の
丞相府
(
じょうしょうふ
)
に忍び込んだ。
中国怪奇小説集:13 輟耕録(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それは、
丞相府
(
じょうしょうふ
)
にあって、軍力政権ふたつながら把握している曹操が
股肱
(
ここう
)
——
荀彧
(
じゅんいく
)
などの諸大将だった。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
玄徳の旅舎は
丞相府
(
じょうしょうふ
)
のひだりに定められた。特に一館を彼のために与えて、曹操は礼遇の意を示した。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
韓信だに、王に封ぜられたものを、いつまで、区々たる
丞相府
(
じょうしょうふ
)
の一旗下で居たまうわけはない……
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
王允は、心のうちで、しすましたりと思いながら、貂蝉と董卓の車を
丞相府
(
じょうしょうふ
)
まで送って行った。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
太傅袁隗のやしきへ、すぐ
丞相府
(
じょうしょうふ
)
の兵千余騎が向けられた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曹操は、いつものように
丞相府
(
じょうしょうふ
)
へ出仕した。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丞
漢検準1級
部首:⼀
6画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
府
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“丞相”で始まる語句
丞相
丞相旗