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大判
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おほばん
ふりがな文庫
“
大判
(
おほばん
)” の例文
その夏雄が晩年
床
(
とこ
)
に
就
(
つ
)
くと、
屡
(
しばしば
)
枕もとへ一面に
小判
(
こばん
)
や
大判
(
おほばん
)
を並べさせては、しけじけと見入つてゐたさうである。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
笹
(
さゝ
)
の
葉
(
は
)
に、
大判
(
おほばん
)
、
小判
(
こばん
)
、
打出
(
うちで
)
の
小槌
(
こづち
)
、
寶珠
(
はうしゆ
)
など、
就中
(
なかんづく
)
、
緋
(
ひ
)
に
染色
(
そめいろ
)
の
大鯛
(
おほだひ
)
小鯛
(
こだひ
)
を
結
(
ゆひ
)
付
(
つ
)
くるによつて
名
(
な
)
あり。お
酉樣
(
とりさま
)
の
熊手
(
くまで
)
、
初卯
(
はつう
)
の
繭玉
(
まゆだま
)
の
意氣
(
いき
)
なり。
北國
(
ほくこく
)
ゆゑ
正月
(
しやうぐわつ
)
はいつも
雪
(
ゆき
)
なり。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“大判”の意味
《名詞》
用紙や書籍など紙製品のサイズが通常の判より大きいこと。
室町時代末期から江戸時代にかけて鋳造された俵型の金貨。
(出典:Wiktionary)
“大判”の解説
大判(おおばん)とは、広義には16世紀以降の日本において生産された延金(のしきん/のべきん:槌やローラで薄く広げた金塊)の内、楕円形で大型のものをいう。小判が単に「金」と呼ばれるのに対し大判は特に「黄金」と呼ばれ、大判金(おおばんきん)ともいう。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
“大判”で始まる語句
大判司清澄
大判事
大判小判
大判洋紙