大丈夫でいじょうぶ)” の例文
案「狼は出ねえが、うわばみしゝが出まさア、なアに出ても飛道具とびどうぐウ持っているから大丈夫でいじょうぶでござりやす、あんた方の荷物をお出しなせえ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
仙「ハヽヽ、なに危険なことはねえ、大丈夫でいじょうぶだよ、わけしゅ己は伊皿子台町いさらごでえまちにいる荷足の仙太だよ」
おえいと多助とは十九と廿はたち年合としあいかんべいと思う、母親おふくろは多助のためには実の叔母なりするから、血統ちすじ三人で此のうちめば大丈夫でいじょうぶ、そうして太左衞門われが後見をして
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
大丈夫でいじょうぶだよ、時々わしらが寒くって火を焚く事があるが、巡査おまわりがこれなんだ、其処そこで火を焚いて、消さないか、と云うから、へいあんまり寒うございますから火を焚いてあたって居りますが
多「ヘエ、かしこまりました、わしが行けば大丈夫でいじょうぶだ、そんなら往ってめえります、左様なら」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そりゃア大丈夫でいじょうぶ渡しやす、これから佐久間町へくには大橋を
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
仙「大丈夫でえじょうぶだよ、性来うまれつき不死身だから斬られても大丈夫でいじょうぶだよ」