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夕烏
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ゆうがらす
ふりがな文庫
“
夕烏
(
ゆうがらす
)” の例文
「げに歌人、詩人といふは
可笑
(
おか
)
しきものかな。蝶二つ飛ぶを見れば、必ず
女夫
(
めおと
)
なりと思へり。
塒
(
ねぐら
)
に
還
(
かえ
)
る
夕烏
(
ゆうがらす
)
、
嘗
(
かつ
)
て曲亭馬琴に告げて
曰
(
いわ
)
く、おれは
用達
(
ようたし
)
に行くのだ」
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
時はすでに午後四時過ぎ、
夕烏
(
ゆうがらす
)
の声
遠近
(
おちこち
)
に聞こゆるころ、座敷の騒ぎを
背
(
うしろ
)
にして日影薄き
築山道
(
つきやまみち
)
を
庭下駄
(
にわげた
)
を踏みにじりつつ上り行く
羽織袴
(
はおりはかま
)
の男あり。こは武男なり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
夕
常用漢字
小1
部首:⼣
3画
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
“夕”で始まる語句
夕
夕餉
夕飯
夕陽
夕方
夕靄
夕闇
夕日
夕暮
夕焼