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変化自在
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へんげじざい
ふりがな文庫
“
変化自在
(
へんげじざい
)” の例文
あいかわらず、俺あ、伊賀者の生れつきにものをいわせて、
変化自在
(
へんげじざい
)
にとびあるいているんだよ。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
変化自在
(
へんげじざい
)
の身であってみると、必ずしも美人だけにしか化けられないと固定したものではない。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
頼光
(
らいこう
)
は
天子
(
てんし
)
さまのおいいつけを
伺
(
うかが
)
いますと、すぐかしこまってうちへ
帰
(
かえ
)
りましたが、なにしろ
相手
(
あいて
)
は
人間
(
にんげん
)
と
違
(
ちが
)
って、
変化自在
(
へんげじざい
)
な
鬼
(
おに
)
のことですから、
大
(
おお
)
ぜい
武士
(
ぶし
)
を
連
(
つ
)
れて行って
大江山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
ところが
形勢
(
けいせい
)
はガラリとかわって、なにごとぞ、四
天王
(
てんのう
)
以下の面々は名もなき野武士の
切
(
き
)
ッ
先
(
さき
)
にかけまわされ、
胡蝶
(
こちょう
)
の
陣
(
じん
)
の
変化自在
(
へんげじざい
)
の陣法にげんわくされて、浮き足みだしてくずれ立ってきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
変
常用漢字
小4
部首:⼡
9画
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
在
常用漢字
小5
部首:⼟
6画
“変化”で始まる語句
変化
変化心
変化物
変化踊
変化の賦
変化化道
変化双六
変化小路
変化昇騰
変化沙汰