“変化自在”の読み方と例文
読み方割合
へんげじざい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいかわらず、俺あ、伊賀者の生れつきにものをいわせて、変化自在へんげじざいにとびあるいているんだよ。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
変化自在へんげじざいの身であってみると、必ずしも美人だけにしか化けられないと固定したものではない。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
頼光らいこう天子てんしさまのおいいつけをうかがいますと、すぐかしこまってうちへかえりましたが、なにしろ相手あいて人間にんげんちがって、変化自在へんげじざいおにのことですから、おおぜい武士ぶしれて行って
大江山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)