“声調”のいろいろな読み方と例文
旧字:聲調
読み方割合
せいちょう50.0%
しらべ25.0%
のど25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吾等われらの祖先及びその時代の人が、かつて子供を寝かし付ける時に、こういう自然の声調せいちょうをなした。
単純な詩形を思う (新字新仮名) / 小川未明(著)
声調しらべひく手も凍りはて
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
下品な唄を、高調子で繰返す稼ぎのせいか、またうまれつきの声調のどか、幅があって、そしてかすれた声が、気さくな中に、寂しさが含まれる、あわれも、情もこもって聞こえた。