トップ
>
壮健
>
たつしや
ふりがな文庫
“
壮健
(
たつしや
)” の例文
旧字:
壯健
働好な、
壮健
(
たつしや
)
な、人の好い、しかも子の無い叔母は、いつまでも
児童
(
こども
)
のやうに丑松を考へて居るので、其
児童扱
(
こどもあつか
)
ひが又、
些少
(
すくな
)
からず丑松を笑はせた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
その時父は、『
壮健
(
たつしや
)
で豪い人になつてくれ。それ迄は死なないで待つて居るぞ。石本の家を昔に還して呉れ。』
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ただ幸いに私の父は今なほ
壮健
(
たつしや
)
で居りまして、大いに私の多年の辛苦を憐れんでくれまして、老躯がよしなき干渉より、あつたら若木の枝を折らせし事よとて
こわれ指環
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
『皆
壮健
(
たつしや
)
で
居
(
を
)
ります。』
帰つてから
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
いまは
壮健
(
たつしや
)
で東京で
長長秋夜
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
▼ もっと見る
『事業?
壮健
(
たつしや
)
に成ればいくらでも事業は出来ますわ。あゝ、一緒に東京へ帰つて下されば好いんですのに。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
いまは
壮健
(
たつしや
)
で東京で
小熊秀雄全集-07:詩集(6)長篇詩集
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
まだ覚えて居るが、
彼
(
あ
)
の時の投票は、僕がそれ大食家さ。しかし大食家と言はれる位に、彼の頃は
壮健
(
たつしや
)
でしたよ。それからの僕の生涯は、実に
種々
(
いろ/\
)
なことが有ましたねえ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“壮健”の意味
《名詞》
壮健(そうけん)
元気で健康的なこと。
(出典:Wiktionary)
壮
常用漢字
中学
部首:⼠
6画
健
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“壮”で始まる語句
壮
壮佼
壮丁
壮観
壮士
壮年
壮者
壮図
壮漢
壮夫