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オーストリア
ふりがな文庫
“
墺地利
(
オーストリア
)” の例文
巴里在留の外国人で立退きたいと思うものは早く去れ、独逸もしくは
墺地利
(
オーストリア
)
以外の国籍を有するものは在留を許すとのことであった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ことに
露西亜
(
ロシア
)
は日露戦争に於て受けたる
創痍
(
そうい
)
のために、
墺地利
(
オーストリア
)
がボスニャ・ヘルチェゴビナを併合せるとき、
独逸
(
ドイツ
)
に威嚇せられて
世界平和の趨勢
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
墺地利
(
オーストリア
)
との戦争、又アルサス、ローレンスの事なども
国交際
(
こっこうさい
)
の問題として、
何
(
いず
)
れ後年には云々の変乱が生ずるであろうなんと
云
(
い
)
うことは
朝野
(
ちょうや
)
政通
(
せいつう
)
の予言する所で
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
東西南北どちらの方角を眺めても、彼の眼に映ずるものは
悉
(
ことごと
)
く
独乙
(
ドイツ
)
の敵であつた。彼は
魯西亜
(
ロシア
)
を軽蔑した。年来独乙の統一に反対する
墺地利
(
オーストリア
)
も、彼の憎悪を
免
(
まぬ
)
かれなかつた。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
明日
仏蘭西
(
フランス
)
二兵を増し、明後日
独逸
(
ドイツ
)
は更に三兵を増し、
露西亜
(
ロシア
)
、
墺地利
(
オーストリア
)
等もまた
各々
(
おのおの
)
これに応じて増すという風に競争して
世界平和の趨勢
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
▼ もっと見る
巴里を
立退
(
たちの
)
こうとしてその停車場に群がり集る独逸人もしくは
墺地利
(
オーストリア
)
人はいずれも旅装束で、構内の敷石の上へ
直接
(
じか
)
に足を投出し汽車の出るのを待っていた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
英国、
独逸
(
ドイツ
)
、
仏蘭西
(
フランス
)
、
露西亜
(
ロシア
)
、
墺地利
(
オーストリア
)
、
伊太利
(
イタリア
)
、大西洋を隔てて
亜米利加
(
アメリカ
)
合衆国、太平洋に於ける日本帝国、指を屈するとこの八つの強大国がある。
平和事業の将来
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
“墺地利”の意味
《固有名詞》
オーストリアの当て字。オーストリアを参照。墺太利。
(出典:Wiktionary)
墺
部首:⼟
16画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“墺”で始まる語句
墺太利
墺国
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