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墓碑
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ぼひ
ふりがな文庫
“
墓碑
(
ぼひ
)” の例文
庭中
(
ていちゆう
)
池のほとりに智勇の良将宇佐美駿河守
刃死
(
じんし
)
の
古墳
(
こふん
)
在
(
あ
)
りしを、先年牧之老人
施主
(
せしゆ
)
として
新
(
あらた
)
に
墓碑
(
ぼひ
)
を
建
(
たて
)
たり。
不朽
(
ふきう
)
の
善行
(
ぜんぎやう
)
といふべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
未来の世まで反語を伝えて
泡沫
(
ほうまつ
)
の身を
嘲
(
あざけ
)
る人のなす事と思う。余は死ぬ時に辞世も作るまい。死んだ
後
(
あと
)
は
墓碑
(
ぼひ
)
も建ててもらうまい。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
流れる
椰子
(
やし
)
の実のやうに、何処へでも遠く漂流して行く、昔の日本人の情熱を、ゆき子はひどく勇気のあるものに思ひ、
土
(
ど
)
まんぢゆうの
墓碑
(
ぼひ
)
にも、はな子之墓なぞとあるのに
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
四宮理学士は、背丈はあまり高くはないが、色の白いせいか大理石の
墓碑
(
ぼひ
)
のように、すっきりした青年理学士で、物静かな半面に多分の神経質がひそんでいるのが一と目で
看守
(
かんしゅ
)
せられた。
階段
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
一体私は東北の
僻村
(
へきそん
)
の出で、祖先の名は、源九郎義経とも平清盛とも伝わらず、元禄時代からの
墓碑
(
ぼひ
)
も残っているが、全くの水呑み百姓である、祖先のお蔭で中農程度の土地は持っていたが
銭形平次打明け話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
墓碑
(
ぼひ
)
とか御堂などの、印を遺して置くまいと考えまする
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
庭中
(
ていちゆう
)
池のほとりに智勇の良将宇佐美駿河守
刃死
(
じんし
)
の
古墳
(
こふん
)
在
(
あ
)
りしを、先年牧之老人
施主
(
せしゆ
)
として
新
(
あらた
)
に
墓碑
(
ぼひ
)
を
建
(
たて
)
たり。
不朽
(
ふきう
)
の
善行
(
ぜんぎやう
)
といふべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“墓碑(
墓石
)”の解説
墓石(ぼせき、はかいし、en: tombstoneあるいはheadstoneあるいはgravestone)とは、墓の上に設置される大きめの石や石材加工品。墓碑(ぼひ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
墓
常用漢字
小5
部首:⼟
13画
碑
常用漢字
中学
部首:⽯
14画
“墓碑”で始まる語句
墓碑銘
墓碑銘的賛辞