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塵表
ふりがな文庫
“塵表”の読み方と例文
読み方
割合
じんぴょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんぴょう
(逆引き)
途中、お十夜の用で、川島に一日あまり費やしたにしても、かれらの一行は、やがて
貞光口
(
さだみつぐち
)
から
塵表
(
じんぴょう
)
の巨山を仰いでいるに違いない。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嘯詠吟哦
(
しょうえいぎんが
)
、
或
(
あるい
)
は
獅子
(
しし
)
の
繍毬
(
しゅうきゅう
)
を
弄
(
ろう
)
して日を消するが
如
(
ごと
)
くに、
其
(
その
)
身を終ることは
之
(
これ
)
有るべし、
寒山子
(
かんざんし
)
の如くに、
蕭散閑曠
(
しょうさんかんこう
)
、
塵表
(
じんぴょう
)
に
逍遙
(
しょうよう
)
して、其身を
遺
(
わす
)
るゝを
得
(
う
)
可きや
否
(
あらず
)
や、疑う可き也。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
古人は、人界を超えた高地を形容して“
塵表
(
じんぴょう
)
”などといったが、ビキニの灰でそんな観念の救いさえ完全にふきとんでしまった。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
塵表(じんぴょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
“塵”で始まる語句
塵
塵埃
塵芥
塵塚
塵紙
塵取
塵除
塵溜
塵芥箱
塵界
“塵表”のふりがなが多い著者
幸田露伴
吉川英治