“寒山子”の読み方と例文
読み方割合
かんざんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嘯詠吟哦(しょうえいぎんが)、或(あるい)は獅子(しし)の繍毬(しゅうきゅう)を弄(ろう)して日を消するが如(ごと)くに、其(その)身を終ることは之(これ)有るべし、寒山子(かんざんし)の如くに、蕭散閑曠(しょうさんかんこう)、塵表(じんぴょう)に逍遙(しょうよう)して、其身を遺(わす)るゝを得(う)可きや否(あらず)や、疑う可き也。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
前なるが寒山子(かんざんし)、後ろなるが拾得(じっとく)、どこぞの宝物の顔輝(がんき)の筆の魂が抜け出したかと、一時は眼をみはらざるを得ないのですが、再度、篤(とく)と見直せば、左様なグロテスクではあり得ない。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)