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寒山子
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かんざんし
ふりがな文庫
“
寒山子
(
かんざんし
)” の例文
嘯詠吟哦
(
しょうえいぎんが
)
、
或
(
あるい
)
は
獅子
(
しし
)
の
繍毬
(
しゅうきゅう
)
を
弄
(
ろう
)
して日を消するが
如
(
ごと
)
くに、
其
(
その
)
身を終ることは
之
(
これ
)
有るべし、
寒山子
(
かんざんし
)
の如くに、
蕭散閑曠
(
しょうさんかんこう
)
、
塵表
(
じんぴょう
)
に
逍遙
(
しょうよう
)
して、其身を
遺
(
わす
)
るゝを
得
(
う
)
可きや
否
(
あらず
)
や、疑う可き也。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
前なるが
寒山子
(
かんざんし
)
、後ろなるが
拾得
(
じっとく
)
、どこぞの宝物の
顔輝
(
がんき
)
の筆の魂が抜け出したかと、一時は眼をみはらざるを得ないのですが、再度、
篤
(
とく
)
と見直せば、左様なグロテスクではあり得ない。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“寒山子(
寒山
)”の解説
寒山(かんざん、生没年不詳)は、中国唐代に台州にある天台山の国清寺にいたとされる伝説的な風狂僧。『寒山子詩』の作者とされる。後世、拾得と共に有髪の姿で禅画の画題とされる。
寒山寺#寒山拾得
(出典:Wikipedia)
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“寒山”で始まる語句
寒山拾得
寒山
寒山詩
寒山寺
寒山竹