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塗箸
ふりがな文庫
“塗箸”の読み方と例文
読み方
割合
ぬりばし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬりばし
(逆引き)
仙「エ、色里へ来て
塗箸
(
ぬりばし
)
見たような物を一本半分差して、斬るの殴るのと威張って、此の頃
道哲
(
どうてつ
)
へ来て
追剥
(
おいはぎ
)
をするのは
手前
(
てめえ
)
かも知れねえ」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いくばくか金を出して
塗箸
(
ぬりばし
)
で大判小判を取上げるので、取上げる事が出来れば、大判小判が
貰
(
もら
)
えるという興行物がありました。
江戸か東京か
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
筒袖
(
つつそで
)
の半天を着た赤ら顔の娘は、
梯子段
(
はしごだん
)
を上ったり下りたりして、酒を運んでおりましたが、やがて炉辺へやってきて、
塗箸
(
ぬりばし
)
を添えた
胡栗脚
(
くるみあし
)
の
膳
(
ぜん
)
に香の物と
猪口
(
ちょく
)
を載せて出し
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
塗箸(ぬりばし)の例文をもっと
(6作品)
見る
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
箸
常用漢字
中学
部首:⽵
15画
“塗”で始まる語句
塗
塗籠
塗炭
塗抹
塗師
塗盆
塗下駄
塗付
塗料
塗骨
“塗箸”のふりがなが多い著者
淡島寒月
島崎藤村
三遊亭円朝
泉鏡花
太宰治