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塗潰
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ぬりつぶ
ふりがな文庫
“
塗潰
(
ぬりつぶ
)” の例文
ほととぎす啼く夜の鰹は、その場所とか、背景とかいうものが一切
塗潰
(
ぬりつぶ
)
されているにかかわらず、やはり実感に訴えて来るものを持っている。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
勿論
(
もちろん
)
、描いた人物を
判然
(
はっきり
)
と
浮出
(
うきだ
)
させようとして、この
彩色
(
さいしょく
)
で
地
(
じ
)
を
塗潰
(
ぬりつぶ
)
すのは、
画
(
え
)
の手段に取って、
是
(
ぜ
)
か、
非
(
ひ
)
か、
巧
(
こう
)
か、
拙
(
せつ
)
か、それは菜の花の
預
(
あずか
)
り知る
処
(
ところ
)
でない。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
潰
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“塗”で始まる語句
塗
塗籠
塗炭
塗抹
塗師
塗盆
塗下駄
塗付
塗料
塗骨