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場裡
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じょうり
ふりがな文庫
“
場裡
(
じょうり
)” の例文
真に国民の権利を自覚して選挙
場裡
(
じょうり
)
に活躍したということは、大いに注目に値する現象である、
畢竟
(
ひっきょう
)
かかる現象を見るに至ったのも
東洋学人を懐う
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
今は学問
場裡
(
じょうり
)
に彼我併立の勢を成して、今後我学者の
勉
(
つとむ
)
る所は唯
彼
(
か
)
れに対して
先鞭
(
せんべん
)
を
着
(
つく
)
るに在るのみ。
人生の楽事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
故にあくまで平和主義を持して国際競争
場裡
(
じょうり
)
に立ち、優勝を制せんことは、過去は
勿論
(
もちろん
)
、現時に於てもほとんど絶対に不可能のことである。
世界平和の趨勢
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
それが王政たると、帝政たるとはた共和政たるとを問わず、ただ支那の実力にして
能
(
よ
)
く今日の世界の競争
場裡
(
じょうり
)
に立つに堪え得るものであるならば
宜
(
よろ
)
しい。
三たび東方の平和を論ず
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
この欲望は個人的の欲望から出ているのではない。国家を
益々
(
ますます
)
盛んにし、世界の競争
場裡
(
じょうり
)
に優等の地位を占めようという大なる欲望から出ているのである。
始業式に臨みて
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
▼ もっと見る
国が盛んになれば、なるほど国際的関係は益々困難になるもので、東洋の一大強国として世界の国際
場裡
(
じょうり
)
に重きをなさんとするには、まだなかなか前途遼遠である。
〔憲政本党〕総理退任の辞
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
近来青年の
通弊
(
つうへい
)
ともいうべきは、自己の境遇と嗜好と特性とを十分に計らず、
徒
(
いたずら
)
に理想のみ高尚となり、ただ一時的栄華を
羨
(
うらや
)
み社会の生存競争
場裡
(
じょうり
)
に進み入る結果は
現代学生立身方法
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
列国との生存競争
場裡
(
じょうり
)
に立ちて適者として生存するを得るに至るまでの間は、日本は絶東に於ける平和の保護者たる責任として、支那に対し後見者たる地位に立つ必要がある。
東亜の平和を論ず
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
“場裡”の意味
《名詞》
その物事が行われている範囲の内側。
場内。
(出典:Wiktionary)
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
裡
漢検準1級
部首:⾐
12画
“場”で始まる語句
場
場所
場合
場末
場処
場面
場数
場内
場中
場銭