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堪忍
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たへしの
ふりがな文庫
“
堪忍
(
たへしの
)” の例文
此
(
こ
)
の
一歩
(
いちぶ
)
に、
身
(
み
)
のかはを
剥
(
む
)
かれたために、
最惜
(
いとし
)
や、お
秋
(
あき
)
は
繼母
(
まゝはゝ
)
には
手酷
(
てひど
)
き
折檻
(
せつかん
)
を
受
(
う
)
ける、
垣根
(
かきね
)
の
外
(
そと
)
の
樹
(
き
)
の
下
(
した
)
で、
晝中
(
ひるなか
)
に
帶
(
おび
)
を
解
(
と
)
いたわ、と
村中
(
むらぢう
)
の
是沙汰
(
これざた
)
は、
若
(
わか
)
い
女
(
をんな
)
の
堪忍
(
たへしの
)
ばれる
恥
(
はぢ
)
ではない。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“堪忍”の意味
《名詞》
堪 忍(かんにん)
怒りをこらえ、人の過ちを許すこと。勘弁。
(古)不利な状況や困難な状況にも堪えて、我慢すること。
(古)経済力、生活費。
(出典:Wiktionary)
堪
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
“堪忍”で始まる語句
堪忍袋
堪忍分
堪忍嚢