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型
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なり
ふりがな文庫
“
型
(
なり
)” の例文
そのうちに心もち「く」の字
型
(
なり
)
に曲ったと思うと、普通の人間の片足がする通りに、ヒョコリヒョコリと左手の窓の方へ歩き出した。
一足お先に
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
私は大の字
型
(
なり
)
に
凝然
(
じっ
)
としたまま、
瞼
(
まぶた
)
を一パイに見開いた。そうして眼の
球
(
たま
)
だけをグルリグルリと上下左右に廻転さしてみた。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そこでイヨイヨ好奇心を
唆
(
そそ
)
られた弓削医学士は、尚もそこらを隈なく探検している
中
(
うち
)
に、意外にもS岬の突端の岩山の上で、大の字
型
(
なり
)
にグーグー眠っている東作爺を
探出
(
さがしだ
)
したので
S岬西洋婦人絞殺事件
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
私はいつの間にか
頑丈
(
がんじょう
)
な鉄の
檻
(
おり
)
の中に入れられている。白い
金巾
(
かなきん
)
の患者服を着せられて、ガーゼの帯を捲き付けられて、コンクリートの床のまん中に大の字
型
(
なり
)
に投げ出されている。
怪夢
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
その赤黄色く光る
硝子球
(
ガラスだま
)
の横腹に、大きな
蠅
(
はえ
)
が一匹とまっていて、死んだように
凝然
(
じっ
)
としている。その真下の固い、冷めたい人造石の床の上に、私は大の字
型
(
なり
)
に長くなって寝ているようである。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
▼ もっと見る
毛ムクジャラの太股を片ッ方くの字
型
(
なり
)
に投出している者。
芝居狂冒険
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“型”の意味
《名詞》
(かた)舞踊や武道などの基本動作。
(かた)鋳型。
(かた)型式。
(出典:Wiktionary)
型
常用漢字
小5
部首:⼟
9画
“型”を含む語句
類型
模型
原型
大型
摸型
角型
鋳型彫
鋳型
人型
小型
典型
紅型
面型
痩型
娼婦型
希臘型
代表型
典型的
紙型
格子型
...