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土砂降
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どしやぶり
ふりがな文庫
“
土砂降
(
どしやぶり
)” の例文
こゝは
英雄
(
えいゆう
)
の
心事
(
しんじ
)
料
(
はか
)
るべからずであるが、
打
(
ぶち
)
まけられる
湯
(
ゆ
)
の
方
(
はう
)
では、
何
(
なん
)
の
斟酌
(
しんしやく
)
もあるのでないから、
倒
(
さかしま
)
に
湯瀧
(
ゆだき
)
三千丈
(
さんぜんぢやう
)
で、
流場
(
ながしば
)
一面
(
いちめん
)
の
土砂降
(
どしやぶり
)
、
板
(
いた
)
から、ばちや/\と
溌
(
はね
)
が
飛
(
と
)
ぶ。
銭湯
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かう云ふ人情の
矢面
(
やおもて
)
には
如何
(
いか
)
なる芸術至上主義も、提燈におしなさいと云ふ忠告と同様、
利
(
き
)
き目のないものと覚悟せねばならぬ。我我は
土砂降
(
どしやぶり
)
りの往来に似た人生を
辿
(
たど
)
る
人足
(
にんそく
)
である。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
降
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
“土砂”で始まる語句
土砂
土砂崩
土砂填充法