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矢面
ふりがな文庫
“矢面”の読み方と例文
読み方
割合
やおもて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やおもて
(逆引き)
野に鳥を追い、山に獣を狩り立てた。さすがに鳥獣は、国主の出猟であるがために、忠直卿の
矢面
(
やおもて
)
に好んで飛び出すものはなかった。
忠直卿行状記
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
矢面
(
やおもて
)
の犠牲者と見えたが、柳下父子を初めとして、法螺忠や金蔵の悪評は、桜の時分に
此処
(
ここ
)
に私たちが現われると直ぐにも聞いたはなしで
鬼涙村
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
「あっ——」と、二人は
矢面
(
やおもて
)
から飛び別れて。「小僧ッ、なにをしやがる! てめえは身投げをする気でいたのとは違うのか」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
矢面(やおもて)の例文をもっと
(12作品)
見る
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“矢”で始まる語句
矢張
矢
矢鱈
矢庭
矢立
矢絣
矢来
矢先
矢弾
矢筈
“矢面”のふりがなが多い著者
島崎藤村
中里介山
吉川英治
菊池寛
江戸川乱歩
夏目漱石
芥川竜之介
牧野信一
岸田国士