“四番町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よんばんちやう50.0%
よんばんちょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其頃そのころわたし山田やまだうちを出て四番町よんばんちやう親戚しんせき寄寓きぐうしてましたから、石橋いしばしはかつて、同益社どうえきしや真向まむかう一軒いつけんいへりて、これ我楽多文庫がらくたぶんこ発行所はつかうしよ硯友社けんいうしやなる看板かんばんを上げたのでした
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
しかし赤阪あかさかの家へ帰るには時間が少し早過るので、やむことをえず四番町よんばんちょうの土手公園を歩みベンチに腰をかけて、ぼんやりとして堀向うの高台を眺めた。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)