四番町よんばんちょう)” の例文
しかし赤阪あかさかの家へ帰るには時間が少し早過るので、やむことをえず四番町よんばんちょうの土手公園を歩みベンチに腰をかけて、ぼんやりとして堀向うの高台を眺めた。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)