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器物
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もの
ふりがな文庫
“
器物
(
もの
)” の例文
鍋や何かの物を掴み出して食ったり、
種々
(
いろ/\
)
の
器物
(
もの
)
を
放
(
ほう
)
ったりして何うも……それに旦那のない
後
(
のち
)
に此のお
内儀
(
かみ
)
さんが正直な気性だから、身代限を出す時にも大概の
横著
(
おうちゃく
)
の奴なら
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
今しも台所にては
下婢
(
おさん
)
が
器物
(
もの
)
洗ふ音ばかりして家内静かに、他には人ある様子もなく、何心なくいたづらに黒文字を
舌端
(
したさき
)
で
嬲
(
なぶ
)
り
躍
(
おど
)
らせなどして居し女、ぷつりと其を噛み切つてぷいと吹き飛ばし
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
皿が政治を執ったてえ話は昔から聞いた事がねえ、
何様
(
どん
)
な
器物
(
もの
)
でも人間が発明して
拵
(
こしら
)
えたものだ、人間が有ればこそ沼ア埋めたり山ア掘崩したり、河へ橋を架けたり、
田地田畠
(
でんじでんばた
)
を
開墾
(
けえこん
)
するから
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
今しも台所にては
下婢
(
おさん
)
が
器物
(
もの
)
洗う音ばかりして家内静かに、ほかには人ある様子もなく、何心なくいたずらに黒文字を
舌端
(
したさき
)
で
嬲
(
なぶ
)
り
躍
(
おど
)
らせなどしていし女、ぷつりとそれを
噛
(
か
)
み切ってぷいと吹き飛ばし
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“器物”の意味
《名詞》
器具。道具。
(うつわもの)うつわ。うつわの類。
(うつわもの)(context、dated)人物の器量。
(出典:Wiktionary)
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“器”で始まる語句
器
器量
器械
器用
器具
器什
器量人
器量好
器械的
器械觀測