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喪旗
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もき
ふりがな文庫
“
喪旗
(
もき
)” の例文
ただちに
喪
(
も
)
を発し、泊中の者は頭巾に
喪章
(
もしょう
)
をつけ、また
宛子台
(
えんしだい
)
の上には黒い
喪旗
(
もき
)
が掲げられ——一山、
哀号
(
あいごう
)
のうちに沈みきった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
初めの日、蜀の軍が、夕方からたくさんに五丈原から西方の谷間に集まりました。そして白の
弔旗
(
ちょうき
)
と黒い
喪旗
(
もき
)
を立てならべ、一つの
蓋霊車
(
がいれいしゃ
)
を
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
喪旗
(
もき
)
を垂れ、
柩
(
ひつぎ
)
をのせた船は、
哀々
(
あいあい
)
たる
弔笛
(
ちょうてき
)
を流しながら、夜航して
巴丘
(
はきゅう
)
を出て、呉へ下って行った。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仮に平井山の一部に、重治の遺骸を厚く
葬
(
ほうむ
)
って、何やら、
喪旗
(
もき
)
にふく秋風もさびしく、
気落
(
きお
)
ちのあとの疲れも出て、陣中ともすれば
寂寥
(
せきりょう
)
にとらわれやすい真昼だった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さっそく陣々に
喪旗
(
もき
)
を立て、
弔歌
(
ちょうか
)
を
奏
(
かな
)
でて、周瑜死せりと噂するがいい
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
喪旗
(
もき
)
はとりでの春を
革
(
あらた
)
め、僧は河北の一
傑
(
けつ
)
を語ること
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
喪
常用漢字
中学
部首:⼝
12画
旗
常用漢字
小4
部首:⽅
14画
“喪”で始まる語句
喪
喪心
喪失
喪服
喪家
喪中
喪章
喪主
喪屋
喪神