トップ
>
喝
>
かっ
ふりがな文庫
“
喝
(
かっ
)” の例文
電光の如く槍をくり出すと、鐘楼の上に伏せられた鐘は僅かに
喝
(
かっ
)
と鳴って、槍の笹穂を千段巻まで呑みました。
新奇談クラブ:03 第三夜 お化け若衆
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
だから先方でおとなしい挨拶をしても黙って板の間へ上がりはせん。今度は「何だ馬鹿野郎、人の
桶
(
おけ
)
へ汚ない水をぴちゃぴちゃ
跳
(
は
)
ねかす奴があるか」と
喝
(
かっ
)
し去った。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
と
喝
(
かっ
)
する下に、どぶり、どぶり、どぶり、と浪よ、浪よ、浪よ
渦
(
うずま
)
くよ。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「馬鹿な!」と、弦四郎は
喝
(
かっ
)
するように云った。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
平四郎は、
喝
(
かっ
)
と、気当てを返して
夏虫行燈
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“喝”の意味
《名詞》
(カツ)大声で叱ること。
(カツ)(仏教)禅宗で修行者に指導を与えること。
(カツ)(context、slang)恐喝。かつあげ。
(出典:Wiktionary)
“喝”の解説
喝
喝(かつ)は、大声で怒鳴りつけることを指す日本語である。
(出典:Wikipedia)
喝
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
“喝”を含む語句
喝采
脅喝
大喝采
喝食
大喝
恐喝
一喝
喝破
拍手喝采
虚喝
洞喝
恫喝
大喝一声
雷喝
呶喝
怒喝
喝棒
威喝
喝釆
沙弥喝食
...