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喜多八
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きだはち
ふりがな文庫
“
喜多八
(
きだはち
)” の例文
と精々
喜多八
(
きだはち
)
の気分を
漾
(
ただよ
)
わせて、
突出
(
つきだ
)
し店の
硝子戸
(
がらすど
)
の中に飾った、五つばかり装ってある朱の盆へ、
突如
(
いきなり
)
立って手を掛けると、娘が、まあ、と言った。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
(どうだ、
喜多八
(
きだはち
)
。)と行きたいが、
其許
(
そのもと
)
は年上で、ちとそりが合わぬ。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ここは
弥次郎兵衛
(
やじろべえ
)
、
喜多八
(
きだはち
)
が、とぼとぼと
鳥居峠
(
とりいとうげ
)
を越すと、日も西の山の
端
(
は
)
に傾きければ、両側の
旅籠屋
(
はたごや
)
より、女ども立ち
出
(
い
)
でて、もしもしお泊まりじゃござんしないか、お
風呂
(
ふろ
)
も
湧
(
わ
)
いていずに
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
喜
常用漢字
小5
部首:⼝
12画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
“喜多”で始まる語句
喜多
喜多村瑞見
喜多川歌麿
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