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しめ
ふりがな文庫
“
喋
(
しめ
)” の例文
丑満
(
うしみつ
)
の刻を
喋
(
しめ
)
し合わせた二人は、まず清二郎が庭先へ忍んで撰十を置場へ
誘
(
おび
)
き入れ、そこで改めて仙太郎を徳松に仕立てて
釘抜藤吉捕物覚書:10 宇治の茶箱
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ゲーム取りの娘が交番へ——その時、かねて
喋
(
しめ
)
し合わした兄の手から妹の手へ、その兇器は渡らないでいるだろうか。
撞球室の七人
(新字新仮名)
/
橋本五郎
(著)
とか何んとか、平次と八五郎は、眼と眼で
喋
(
しめ
)
し合せて、
這々
(
はふ/\
)
の體で逃げ出す外はなかつたのです。
銭形平次捕物控:220 猿蟹合戦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
引寄
(
ひきよせ
)
十分に
食終
(
くひをは
)
り夫より
悠然
(
いう/\
)
と幸手宿へ立歸り此由を三五郎に
咄
(
はな
)
し密かに
喋
(
しめ
)
し合せ彼等の子分が金兵衞の
敵
(
かたき
)
と
狙
(
ねら
)
ひ來る時は
斯樣々々
(
かやう/\
)
と
手配
(
てくばり
)
を成して用心
堅固
(
けんご
)
に居たりけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「おつぎこと
出
(
だ
)
してんべぢやねえか」
彼等
(
かれら
)
はひそ/\と
竊
(
ひそか
)
に
喋
(
しめ
)
し
合
(
あは
)
せた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
二人は又目を見合して、二言三言
喋
(
しめ
)
し合つてゐたが
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
喋
漢検準1級
部首:⼝
12画
“喋”を含む語句
喋舌
喋々
喋言
喋喋
喋々喃々
喃々喋々
喋々語
喋合
喋白
喋舌家
喋舌立
喋苦
御喋