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吉野
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よしぬ
ふりがな文庫
“
吉野
(
よしぬ
)” の例文
「見れど飽かぬ
吉野
(
よしぬ
)
の河の
常滑
(
とこなめ
)
の絶ゆることなくまたかへり見む」(巻一・三七)とも比較が出来るし、また、
笠金村
(
かさのかなむら
)
とも同行したのだから、金村の
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
み
吉野
(
よしぬ
)
の
耳我
(
みみが
)
の
嶺
(
みね
)
に 時なくぞ 雪は降りける
間
(
ひま
)
なくぞ 雨は降りける その雪の 時なきがごと その雨の
間
(
ひま
)
なきがごと
隈
(
くま
)
もおちず 思ひつつぞ来し その山道を
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
み
吉野
(
よしぬ
)
の
山
(
やま
)
のあらしの
寒
(
さむ
)
けくにはたや
今夜
(
こよひ
)
も
我
(
わ
)
がひとり
寝
(
ね
)
む 〔巻一・七四〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
八雲
(
やくも
)
さす
出雲
(
いづも
)
の
子等
(
こら
)
が
黒髪
(
くろかみ
)
は
吉野
(
よしぬ
)
の
川
(
かは
)
の
奥
(
おき
)
になづさふ 〔巻三・四三〇〕 柿本人麿
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“吉野”の解説
吉野(よしの)は、大和国南部(現在の奈良県南部)一帯を指す地名。特に吉野山から大峰山にかけての山岳地帯をいう。大峰の山々は熊野まで連なり、大峰への道は修験者によって熊野から開かれた。吉野は口吉野と奥吉野に分かれる。なお、吉野は吉野山あるいは吉野宮(宮滝遺跡)を指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“吉野”で始まる語句
吉野紙
吉野郷
吉野山
吉野川
吉野丸
吉野宮
吉野屋
吉野町
吉野雛
吉野檜